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学術論文の執筆・編集・出版にあたり遭遇する様々な著作権の知識と、
その処理・運用を、実務的な視点から具体的に解説!
研究者、大学院生、編集者、デザイナー、教師…学術論文出版に関わる全ての人、必読の書。
学術論文のための著作権Q&A 著作権法に則った「論文作法」
宮田 昇/著
出版社/東海大学出版会
本体価格/1,400円
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論文執筆のための著作権基礎知識を網羅!
私が引き受ける決心をしたのには、二つの理由がある。
1 「学術論文のための」として、特化して書くべきではないか。
 というのは、私が長く、携わってきたのは、「海外著作権エージェント」である。著作者、著作権者の側に立って、適正な使用料とその保護を要求しつづけてきた。逆に利用者の視点もその間、十分、身にしみて感じてきた経験がある。その執筆者の側に立って、Q&Aに纏めることは、私のいままでの業の総括であると思った。また目的を特化したほうが、著作権を説明しやすい、理解しやすいというのが、私の長い経験からの結論である。
2 法と実務の乖離を、できるかぎり埋められないか。
 編集者として、海外著作権エージェントとして、私が直面したのは、先輩編集者から教えられたことや、実務から独学で当然と思い込んだ著作権処理に、けっこう誤りがあったことである。それはそれなりに私は、自分の拙い著書を出すなかで、一応は修正してきた。その上で、著作権法の解釈や判例が、実務と乖離しているのではないかという疑いや思いをしばしば抱いたし、いまも持ちつづけている。それをQ&Aで少しは埋めることはできないか。また、これを書くことによって、多くの識者のご意見を仰ぐことができれば、それがさらなる著作権実務知識の正しい普及に結びつくのではないかという願いもある。
〜本書「まえがき」より
内容は、以下の17の質問と42の関連質問で構成されています。
Q1出所明示の作法/Q2適法引用/Q3「要約」引用・利用/Q4著作物と非著作物/Q5保護をしなくてよい著作物/Q6美術と写真/Q7写真の保護期間/Q8共同著作物と結合著作物(集合著作権)/Q9編集著作物(データベース)/Q10職務著作物/Q11代作、下訳/Q12改変、変形と著作者人格権/Q13教育への利用/Q14海外の著作物の利用/Q15インターネット利用/Q16出版契約/Q17派生する副次権

【関連質問】
Q1-1孫引き引用の出所明示 Q1-2海外著作物の引用とC /Q2-1批判論文での引用 Q2-2未発表著作物の引用 Q2-3翻訳引用の場合/Q3-1引用の許される分量 Q3-2絵画の引用 Q3-3フェアユースと引用/Q4-1図表の著作権 Q4-2地図の著作権/Q5-1死後公表の著作物 Q5-2海外の政府刊行物/Q6-1寺社仏閣の建築 Q6-2肖像権とはなにか Q6-3美術館は著作権者か/Q7-1戦前の報道写真 Q7-2権利存続の旧法時の写真 Q7-3 1956年以前の未公開写真/Q8-1死亡著作者の著作物の改訂 Q8-2不合意の共同著作物 Q8-3英訳の外国人協力の場合/Q9-1監修者は編集著作者か Q9-2時系列データ Q9-3「スイ・ジュリネスの権利」とは/Q10-1在職中の研究にもとづく著作 Q10-2外部執筆者の著作者人格権/Q11-1下訳者の名前 Q11-2「翻訳権10年留保」とは/Q12-1校正による改変 Q12-2イラストの一部削除/Q13-1公開講座とコピー  Q13-2期末試験問題 Q13-3アメリカの教育利用/Q14-1加算しなければならない戦時期間 Q14-2アメリカの著作物保護期間/Q15-1インターネットの著作物の国籍 Q15-2LAN利用の著作物/Q16-1契約の解除はできるか Q16-2多くの著作者との契約 Q16-3翻訳遅延による依頼の中止/Q17-1出版社に委任した二次的権利 Q17-2アメリカの翻訳出版契約

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