本書は、1988年に千葉県の二人の教師が子どもたちの心のすさみを憂い、「生きる力と希望」を育ませる手段として授業前の10分間読書を提唱した背景から、全国的な運動の展開への取り組み、また今日的な運動をとりまく様々な課題なども提言されている。 巻頭は、文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄氏が〈「朝の読書」のすすめ〉と題したメッセ−ジを始め、運動関係者の実践コラム、また朝の読書推進協議会が各新聞社と連携して実施してきた「朝の読書広告特集」も再録されている。 すでに全学校の半数以上で実践されている『朝の読書』。その運動の歴史が簡潔にまとめられた決定版。学校現場で効果的な実践活動の指針にもなる。