子どもたちの未来を変える運動 |
韓国・朝の読書推進本部事務局長
ハン・サンス氏 |
 |
5年ほど前、ある記事で「朝の読書」の存在を知り、その後日本に行った際に「朝の読書」に関する書籍を得て、きちんと理解しました。非常に現実的で実践的な方法だと思いますし、きちんと実践できたらいい成果をおさめることができると確信しています。
日本の「朝の読書」を正確に伝えるために、朝読推進本部をつくり、関連情報をまとめた『朝読新聞』も全国の小・中・高等学校に配布しています。昨年には、運動を始められた林公先生の著作を翻訳、発刊しました(『朝読10分が奇跡をつくる』チョンオラムメディア刊)。
朝読推進本部が把握している「朝の読書」実施校は現在のところ2371校。「朝の読書」をするようになって、子どもたちは落ち着き、授業の雰囲気がよくなったと、教師や親たちから喜びの声が届いています。予想以上の成果です。韓国の子どもたちの未来に大きな変化を与えることと期待しています。 |
|
|
|
「朝の読書」とわたし |
 |
▼『まめうし』と『つきよのくじら』がとてもおもしろかった!(小1・まいちゃん)
▼『とべないほたる』は、かなしくなったりうれしくなったりする本です。韓国の子にも読んでほしいです。 (小2・葵ちゃん)
▼もっと長くしてほしいくらい、朝の読書の時間が好きです。(小3・直人君)
▼日本のミイラのことを書いた本を読んでからぼくも日本ミイラが見てみたいとおもうようになりました。 (小3・潤徳君)
▼『火垂るの墓』は戦争中のとてもかわいそうな話でした。とても心に残っています。(小4・未来ちゃん)
▼『イチロー 果てしなき夢』を読んでるとやる気が出ます。 (小5・弘樹君)
▼キャプテンの心が知りたくて、今は『キャプテンはつらいぜ』を読んでいます。(小5・健二郎君)
▼本を読むようになって自然に漢字を覚えました。(小4・克哉君)
▼朝の読書は心が落ちつくから好きです。 (小6・勁汰君)
▼『天使のいる教室』は女の子ががんばって生きていく姿に感動しました。(小6・友美ちゃん) |
|
|
|