マンガ大賞2021 大賞決定!

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2021年本屋大賞」が発表されました。

一次投票には全国の438書店より書店員546人、二次投票では305書店、書店員355人もの投票がありました。
二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。
書店員の投票だけで選ばれた1冊をぜひ読んでみてください!

2021年本屋大賞 大賞受賞

  • わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ

    52ヘルツのクジラたち

    町田そのこ/著

    52ヘルツのクジラとは他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。
    自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
    孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。

翻訳小説部門 1位

  • ザリガニの鳴くところ

    ディーリア・オーエンズ/著 友廣純/訳

    ノースカロライナ州の湿地で村の青年チェイスの死体が発見された。人々は真っ先に、「湿地の少女」と呼ばれているカイアを疑う。6歳のときからたったひとりで生き延びてきたカイアは、果たして犯人なのか? 不気味な殺人事件の結末と少女の成長が絡み合う傑作長編!

発掘部門「超発掘本!」

  • 「ない仕事」の作り方

    みうらじゅん/著

    「マイブーム」「ゆるキャラ」など新語を生み出し、それまで世の中に「なかった仕事」を企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作り続けてきたみうらじゅん。アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、その驚きの仕事術を丁寧に解説。糸井重里さんとの対談も収録。