困難な状況に陥ったときや、病気になったときなど、大きな壁が立ちはだかったときに全世界で繰り返し読まれてきた本です。フランクルはナチスによる強制収容所の体験を記した『夜と霧』で全世界に衝撃を与えました。この本は1946年に行った講演をもとにしたものです。幸せは人生の目的ではなく結果。どんな状況にいても人生を肯定することは、人生に意味をもたらします。ナチスの強制収容所にいた人たちが自分たちで作った歌の一節から本のタイトルが付けられています。東日本大震災が起きた年には、精神科医の香山リカさんや政治学者の姜尚中さんが今読んでほしい本としておすすめし、日本中で読まれ悩める人を救いました。