
「くものうえのハリー」はアニメーション動画「僕らの手には何もないけど、」からうまれた絵本です。大切な子ひつじ・ハリーを亡くして泣いてばかりのお母さん。雲の上からその様子を見ていたハリーは「僕が会いに行けばきっと元気になるはず」と勇気を出して会いに行くことにしました。ハリーは自分の毛を刈ってロープを作り、風にあおられながらも必死にお母さんの元へたどり着きます。姿が見えなくてもハリーを感じたお母さん。セーターを編んであげるという大切な約束を思い出し、急いで編み始めます。ハリーにセーターは届くのでしょうか…。切ないけれど、親子が互いに思いやる心に胸を打たれる物語です。