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3月17日付け 毎日新聞掲載

05年 ミス東大 加藤友理さんに聞く「辞書・事典」の魅力と使い方

 入学、就職、新学期のシーズン。気分を新たに未知の世界に踏み出すチャンスです。そんな時に大きな手助けになるのが辞書。「05年ミス東大」の加藤さんに「学びの泉」と言われる辞書の魅力や使い方を聞きました。
丸山弁護士
◆加藤友理(かとう・ゆり)
1986年三重県生まれ。東京大理科二類2年。05年「ミス東大」に選ばれる。

「知る」は人を豊かに

−−辞書との初めての出合いはいつですか。
加藤さん 子どもの時、家のリビングの本棚に両親の辞典があったんです。その中に小さなコンパクトタイプの和英辞典があって、ペットの名前を何にしようかという時に、日本語で何ていうか、英語で何ていうかと、その和英辞典で調べた思い出が最初です。小学生のころだったでしょうか。
 小学生時代、英会話を習い始めてからは、興味のある言葉を見つけるとしょっちゅう辞書で引いていました。母に「分からない言葉があったら、あそこに辞書があるから引きなさい」といつも言われていたので、自然に引くようになりました。

−−「マイ辞書」を持ったのはいつですか。

加藤さん 中学に入り、英語の授業で英和辞典、和英辞典を使うようになってからです。家には国語辞典、漢和辞典を置いていました。中高一貫校に通っていたのですが、高校に上がる時期ぐらいから友達が電子辞書を持ち始めたので、私も買ってもらいました。英語も古文も広辞苑も全部入っている電子辞書。薄くて使いやすかったです。大学に入学するまでずっと使っていました。
 大学に入学してからは、第二外国語のドイツ語が入っている電子辞書ということで、2代目を購入しました。英和、和英、ドイツ語、広辞苑に加えてTOEICテストの学習コンテンツも搭載されていて、今も結構頻繁に使っています。

−−辞書を引くのは好きですか。

加藤さん 分からない言葉があるとすぐ辞書を引くタイプです。母の教えが効いているんですね。小さい時は、広辞苑を開いては、絵をしょっちゅう眺めていました。鳥の絵なんかが小さく載っているんですよ。電子辞書は引いた言葉がピンポイントでしか出てきませんが、紙の辞書は引きたかった言葉の他に、知らない、関係のない言葉もたくさん載っていますから、そっちを時間を忘れて読んでしまったりして、世界が広がる気がします。語源辞書なども面白いですよね。時間にしばられず、あれこれゆっくり家で引くのが楽しいので、電子辞書のコンテンツには入れてほしくないですね。

−−05年のミス東大に選ばれてから、生活は変わりましたか。
加藤さん いろんな人と会える機会が増え、世界が広がりました。はじめの1年間は各大学のミスを集めたイベントに参加したり、モデルをやったり。ちょうど東大合格を目指すまんが「ドラゴン桜」がブームになっていた時でもあったので、雑誌やテレビのインタビューも多かったですね。今はちょっと落ち着いて、普通に家庭教師のアルバイトをしています。

調べるうち時間忘れ

−−子どもの時から東大を目指していたのですか。

加藤さん 中学、高校時代は医者になろうと、家から通える大学の医学部を目指していたんです。でも、センター試験で失敗してしまい、浪人するつもりだったのですが、試しに東大理科二類を受けたら受かってしまって。東京に出ることはまったく考えていなかったので、どうしようと悩みましたが、新しい世界も見てみたいと思い切って出て来ちゃった。はじめのうちは慣れない一人暮らしで、体調を崩したりしていました。

−−医者になる夢はどうやってあきらめたのですか。

加藤さん 1年生の時にアメフト部でトレーナーという仕事をしたんです。選手がケガをした時にみるんですが、そうすると、意外と自分が向いていないことが分かったんですよ。テーピングがうまく巻けなかったり……。皮膚科を目指していたのに、手先が不器用だったらダメじゃないですか。これはヤブ医者になってしまうと……(笑い)。同じころ、外資系の仕事だとかアナウンサーだとか、世の中には自分の知らない面白い仕事がたくさんあるんだということも分かり、医者に限らず人とたくさんかかわる仕事をしたいと思うようになりました。だから、中学高校時代から考えると、今の私の状態は信じられません。

良い習慣は母の教え

今は自分の向いているものが何かを探しているところですね。
加藤さん 打ち込めるものを探しています。あせりはありません。日本で見つからなかったら、外国で探せばいいやとも思っていますし、ゆっくり見つけられたらと思っています。将来の夢がコロコロ変わるんですよ。すてきな人に出会うと、これもいいな、あれもいいなと。でも、人と話していると、自分の常識のなさを感じさせられることが多いので、もっと教養を身につけなければいけないなと思います。私、知らないことがあるとすぐ「それどういう意味ですか?」と聞くんです。活字で知らない言葉とぶつかれば、すぐ辞書を引く。良い習慣ですか? これからも一つ一つ調べていきたいと思います。「知る」ということは自分を豊かにできますから。
毎日新聞 辞書・事典特集
●事典・辞書企画 vol.1
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出版社 書名
東方書店
東方中国語辞典
日外アソシエーツ
全国地名駅名よみかた辞典
博友社 和独大辞典
展望社
日本姓氏辞典
栄光出版
句読点活用辞典
東京書籍
仏教語大辞典縮刷版
旺文社
コアレックス英和辞典
研究社
ルミナス英和辞典
桐原書店
ロングマン英和辞典
太陽出版
仏教日常辞典
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●事典・辞書企画 vol.2
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出版社 書名
あすなろ書房
コインと紙幣の事典
コスモトゥーワン 浅利式絵画診断事典
中央経済社 監査小六法 19年版
日本図書センター 日本女性文学大事典
角川学芸出版 松本清張事典決定版
淡交社
原色茶花大事典
弘文堂
国際政治事典
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