【原作のご案内】 |
全米が涙し、17週連続ベストセラーを
記録したノンフィクション!
原作の『We Were Soldiers Once... and Young』は、1992年、ハル・ムーアと民間の戦地特派員ジョー・ギャロウェイの共著で上梓されたベストセラー・ノンフィクション。
1965年11月の、南ベトナムはイア・ドラン谷の、Xレイ及びアルバニー両着陸地帯における壮絶な闘いの記録である。イア・ドラン谷にヘリで降り立ったハル・ムーア率いるアメリカ第七航空騎兵連隊第一歩兵大隊450名(※注:映画では400名の設定になっている。)は、瞬く間に2,000人の北ベトナム兵に取り囲まれ、文字通りの死闘を戦う。
アメリカ史上もっとも過酷でその後の戦局を大いに左右することになったベトナム戦争最初期の接近戦の当事者らによる克明な記録は、本土に残された家族や今まで描かれることのなかった北ベトナム兵とその家族の描写にもおよび、読む者の胸をえぐる。
「全てのアメリカ人が読まねばならない。特に戦争を任天堂のゲームみたいなものだと思っている若者たちは。」
〜ノーマン・シュワルツコフ将軍(湾岸戦争時の多国籍軍指揮官) |
「力強い叙事詩…生々しく度胸満点で眼を奪われる。これまでで最良の歩兵隊の記録であり、これまでで最も重要なベトナム戦争の記録。」
〜デイヴィッド・ハックワース大佐 |
「度肝抜かれる偉業、単なる書物ではなく、イア・ドランにいた全ての若者達に捧げるモニュメントだ。」
〜デイビィッド・ハルバースタム(『ベスト・アンド・ブライテスト』) |
「ベトナムへ赴き、自分たち同様に勇敢で愛国心に燃えた敵との残忍で非情な闘いに参加した若者たちの気持ちを知りたければ、この本を読むがいい。」
〜ニール・シーハン (ニューヨークタイムズ記者。ピューリッツア賞、全米図書賞、コロンビアジャーナリズム賞、ロバート・ケネディ賞など受賞) |
「実際に経験する戦争と本で読む戦争には物凄く隔たりがある。しかしこの本は、実際に戦地にいるかのような感覚を覚えるほどリアルだ。」
〜Wall Street Journal |
「これは単なる戦争の物語ではない。苛酷を極める戦場で見る愛の物語でもあるのだ。とてもパワフルに描かれているし、良く調べられている。」
〜Chicago Tribune |
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【映画のご案内】 |
<INTRODUCTION>
『ワンス・アンド・フォーエバー』は、ベトナム戦争初期、イア・ドランの3日間の戦いに焦点を当て、彼ら兵士が―アメリカ兵も、ベトナム兵も―戦場で仲間を守り、家族や恋人を想いながら戦った全てを、そして残された人々が愛する人の帰りを待つというもうひとつの戦いの全てを描いた、ドラマティックな感動巨篇である。
さらに本作は、実際にこの悲惨な戦争を戦い抜いたハル・ムーア自身と、カメラを持って前線に飛び込んで行ったUPIの戦地特派員、ジョー・ギャロウェイの2人の共著である「We
Were Soldiers Once...and Young」をもとにした、紛れもない実話でもある。このベストセラーノンフィクションに惚れこんだ監督のランダル・ウォレスが、8年の歳月と多額の私財を投じ、自ら脚本、製作も兼ねて、完全映画化にこぎつけたのだ。
今までの戦争を描いた作品と一線を画す、本作の最大の特徴は、まず、敵兵の気持ちを描いていることである。彼らもまたアメリカ兵と同じように、知将のもとで、恋人の写真を胸に戦っていたのだ。そしてもう一つは、いつ届くか知れぬ戦死の知らせに怯えながら、夫や恋人の帰りを待つ妻や女性達も、戦争に巻き込まれた犠牲者であったということを描いていることだ。
全世界に先駆け、全米では3/1に公開し初登場第1位を獲得、出口調査では男女・年齢問わず全てのカテゴリーでA以上の高い評価を得た。辛口の批評で知られるニューヨークタイムズ紙などでもアメリカが初めてベトナム戦争の真実に向きあったと絶賛されているのは、こういった本作のメッセージを受けてのことであろう。
主演のハル・ムーアには『ブレイブハート』でもランダル・ウォレスとコンビを組んだメル・ギブソンを配し、ジョー・ギャロウェイ役にはバリー・ペッパー、ムーアの気丈な妻にマデリーン・ストウ、他にもクリス・クライン、サム・エリオットなどの名優が脇を固めている。また、製作スタッフには『ブレイブハート』、『ダンス・ウィズ・ウルブス』、『プライベート・ライアン』などのアカデミー賞スタッフが、ランダル・ウォレスの情熱の元に勢揃い。かつてないリアリティを見せつける。
1人の人間が戦うこと、そして死んでいくことがどれほどの悲しみを伴うことか。100%兵士である人間など、ここには存在しない。戦場にいた人は誰かの息子であり、誰かの夫であり、兄弟であり、父親であった。愛する家族があり、恋人があり、夢があった。
歴史の中ですりつぶされた戦場の兵士たちを、そして敵さえも顔の見える1人の人間として描き、人間として「戦争」と正面から向きあって描くことでその命の尊厳を伝えた本作は、歴史的一作と言えるだろう。 |
「この映画をニューヨークの映画館で観ました。兵士の人間性をうたい、戦争がいかに苛酷な犠牲を要求するかと言うことを示した重要な反戦映画だと思います。」
〜オノ・ヨーコ 2002年3月ニューヨークにて |
「本年度初のアカデミー賞候補作。メル・ギブソン最高の演技。必見!!」
〜CNN |
「戦争の痛みの中に描かれた愛とヒューマニズム。傑作!」
〜NEW YORK TIMES |
「これまでの戦争映画の常識を覆す感動巨編」
〜WASHINGTON POST
★『ワンス・アンド・フォーエバー』公式HP http://www.once-jp.com/
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