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月刊松山SAGA 6
絶賛発売中!
著者名:松山 千春
出版社名:アミューズブックス
本体価格:571円
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CONTENTS
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・まえがき
・小学校児童殺傷事件について
・特別対談 自民党・野中広務×松山千春
・人生相談 天下無敵
・母性
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総裁選以来、どのメディアにもその胸中を明かさなかった野中氏から、
松山千春は一体どのような話を聞き出すことができたのか?
今後の日本の将来を考える上で、見逃せません!
二人の会話の一部を覗いてみましょう。
松山:いきなりなんだけど、野中さんって、マスコミからは、”剛腕”とか”黒幕”とか呼ばれてるでしょ。誰が言い出すんだろうね、そういうこと。
野中:僕は自分のこと剛腕でもないと思うてるしね。心根は優しい男と思うてるんですけれどね(笑)。
松山:それから、野中さん、”強面”ともよく言われるよね。
野中:顔が怖いからさ(笑)
松山:そんなことないさ、それは亀井静香さんのほうが全然怖い。
野中:亀井君はね、顔に茶目っ気があるんだ。どこか憎めない童顔を持っているんだ・・・
松山:善玉代表とされているのが小泉純一郎総理なわけなんだけど、野中さんは小泉さんとはどうなの?
野中:…特に仲が悪いわけでもないし。あの人はみんなで一緒に盛り上がるというタイプでもなかったですけれどね。
松山:一人でオペラ鑑賞っていうタイプだもんな。でも森政権のとき、あの人は森派の会長として政権を支えてきたわけでしょ。
野中:一緒にやりましたよ。
松山:”永田町の変人”というキャッチフレーズで出てきたけど、ふだんから変人なわけ?
野中:変人なんかじゃないよ、バランス感覚もあるし
松山:あ、バランス感覚があるんだ。・・・
松山:正直、総理大臣が倒れるなんて想定もしてなかったろうし、そんな危機管理マニュアルもなかっただろうしね。
野中:そう
松山:密室政治とか、5人組とか、いろいろ言われたけど、野中さんはそれについて、「なんとでも言ってください」という感じ?
野中:甘んじて受けます。それから僕はね、ぜひ言っておきたいのが、あの時官房長官だった青木幹雄さんは、本当に苦渋の選択をされたと思う。小渕さんの奥さんや、お嬢さんにも理解してもらって、内閣を総辞職しますと。あれができたのは青木さんくらいでしょう。
松山:今だから、はたからいろいろ言えるけど、あの時は倒れただけでさ、正直、小渕さんが元気になって戻ったらどうなるんだろうと、みんな考えていたわけじゃない。
野中:そうなんですよ
松山:あるいは意識は戻るけれど、長期間寝込んでしまうとか。そうなったら、どうするのかとか。
野中:やっぱり、あの時は、これしかないと判断してやったわけですよ
松山:でも、一国の総理大臣を勝手に決めたという話しになる。
野中:そう批判されたことに功があったとすれば、あの後だったからこそ、この前の総裁選挙で・・・政治が直接国民に語りかける舞台ができた。・・・
松山:小泉首相は、ここまで大きなミスはないよね。
野中:ないね
松山:森さんのような失言もないしね。森政権で幹事長をしていた時は大変だったでしょう。
野中:それは大変でした(笑)
など、興味深い会話が盛りだくさん。続きは本書で! |
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