全国書店ネットワーク e-hon
 本のこだわり検索へ
新刊 予約 ランキング フロア一覧 文学賞

常に多くの読者を魅了するミステリー小説。その興趣あふれる世界は、小説本来の面白さに満ちています。先日も桜庭一樹さんが『私の男』(文藝春秋)で第138回直木賞を受賞して大きな話題となりました。

本ページでは、日本推理作家協会60周年記念企画として雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」に掲載された気鋭のミステリー作家5人による「謎」にまつわるエッセイの競作をご紹介します。

それぞれの作家にとって、推理小説の根幹ともいえる“謎”とは、一体何なのでしょ うか……?
このエッセイの続きがお読みになりたい方は、ぜひ本誌をご覧ください。 ⇒プレゼント応募フォームへ
 
本ページと連動した「新しき“謎”の仕掛人」フェアは、全国書店店頭でも実施中です。
店頭には、下記の“著者手書きコメント”オビ付きの商品が並んでいます。是非、店頭へも足をお運び下さい。
※オビ付きの商品は品切れの場合もございます。予めご了承ください。 
フェア実施書店一覧へ
桜庭一樹平山夢明坂木司誉田哲也薬丸岳


2008.2月号 好評発売中!

話題の著者のインタビュー、対談、エッセイ、新刊案内など、「本」に関する読み物や情報を満載しています。
2月号は「日本推理作家協会60周年記念企画」の第2弾。今もっとも注目を集める気鋭のミステリー作家5人[桜庭一樹、平山夢明、坂木 司、誉田哲也、薬丸 岳]に、推理小説の根幹ともいえる「謎」をキーワードに、エッセイをご執筆いただきました。

【特集・新しき“謎”の仕掛人】
エッセイ・アンソロジー
・桜庭一樹「ビューティフルワールドへ」
・平山夢明「謎の謎謎」
・坂木 司「その手がかり」
・誉田哲也「心にも栄養を」
・ 薬丸 岳「怒りというエネルギー」

【著者との60分】
『星へ落ちる』の
金原ひとみさん
【巻頭随筆】
短編の書き方
……恩田 陸
【エッセイ】
近況
……吉川 潮
提案!「うちどく」のある家族
……あさのあつこ
【豪華連載陣】
楡周平、立川談四楼、永沢まこと

週刊ブックレビュー
最近のベストセラー
新刊案内
読者のひろば

年間購読承ります。2,736円(税・送料込み)
今月号のみは、228円(税・送料込み)
郵便振替 00170-2-80024
(株)トーハン
お問合せは、
TEL03−3266−9587
トーハン広報室まで

3月号(2月15日発売) 予告】
主な登場作家:
海堂 尊、伊藤たかみ、大道珠貴、北村 薫、ヒキタクニオ、平安寿子 他

▼Web版 新刊ニュースへ
話題の著者のインタビュー、編集者のエッセイの一部がご覧いただけます。
■雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」より
桜庭 一樹さん  
このたび『私の男』で第138回直木賞の栄冠に輝いた桜庭一樹さん。ライトノベルから出発し、現在では多彩な作風を見せ、幅広い層の支持を集めています。
筆者の作品
『赤朽葉家の伝説』
  

著者の手書きコメントを見る
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

著者の手書きコメントを見る
桜庭一樹さんにとっての「謎」とは・・・? 

わたしにとってミステリーの醍醐味は、まず「謎解き」。それから、謎を解くことによって世界と戦い、生きていくのだという、太古から変わらぬ人間の「生きる意志」の二つです。これには時代も世代も関係がない。同じ人間である限り、世代や文化のちがう読者とも必ず分かり合え、ともに戦える部分だと信じています…  

雑誌「新刊ニュース 2008年2月」掲載・エッセイ「ビューティフルワールドへ」より抜粋
続きは本誌で・・・
さくらば・かずき
1999年デビュー。2003年開始の『GOSICK』シリーズで多くの読者を獲得し、翌年の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同作品は直木賞候補にもなった。2008年『私の男』で第138回直木賞を受賞。  ⇒著作一覧へ

■雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」より
平山 夢明さん  
『独白するユニバーサル横メルカトル』で、「このミステリーがすごい!」2007年度版で第1位を獲得。「異常」や「狂気」を丹念に描く筆致にも定評があります。
筆者の作品
『独白するユニバーサル横メルカトル』

著者の手書きコメントを見る
『他人事』
  

著者の手書きコメントを見る
平山夢明さんにとっての「謎」とは・・・?

 …僕の場合は謎の成分は呻吟八割、運二割といったところでしょうか。
 最初に物語のスケッチらしきものがポンっと心に浮かんで、それを気に入るとこね始めるのですが、まずこのアイディアから実作への移行で愕然とすることが多いですね。頭のなかで思い浮かんだときには凄く良いアイディアだったのが、組み立てていくと重大な欠陥がぼこぼこと見つかっていくんです。山登りに似てるなと思います。

雑誌「新刊ニュース 2008年2月」掲載・エッセイ「謎の謎謎……」より抜粋
続きは本誌で・・・
ひらやま・ゆめあき
1961年神奈川県生まれ。さまざまな職歴の後、映画・ビデオ批評で注目を集める。96年『SINKER 沈むもの』で小説家デビュー。2006年「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞を受賞。
⇒著作一覧へ 

■雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」より
坂木 司さん  
代表作の「ひきこもり探偵シリーズ」で、一気に注目を集めた坂木司さん。日常の謎を扱うとともに人間関係のあり方を問う独特のスタイルで、多くの人気を獲得しています。
筆者の作品
『先生と僕』

著者の手書きコメントを見る
『切れない糸』

著者の手書きコメントを見る
坂木司さんにとっての「謎」とは・・・?

 …謎を解くことは世界を知ること。そして世界を解く鍵は、いつだって人の中にある。恋愛小説もミステリも純文学も、とにかく人間がいなければ始まらない。だから私は職業というヒントを手がかりに、「知らなくても生きていけるけど、知ったらちょっと世界が変わるかもしれないこと」を書いていきたい。

雑誌「新刊ニュース 2008年2月」掲載・エッセイ「その手がかりは」より抜粋
続きは本誌で・・・
さかき・つかさ
1969年東京都生まれ。覆面作家。2002年に『青空の卵』でデビュー。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が、圧倒的な支持を集めている。   ⇒著作一覧へ

■雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」より
誉田 哲也さん
「ジウ」シリーズで、警察小説の新たな世界を切り拓いた誉田哲也さん。魅力的なキャラクターやエンターテイメント性の高いストーリーで注目を集めています。
筆者の作品
『国境事変』

著者の手書きコメントを見る
『ストロベリーナイト』

著者の手書きコメントを見る
誉田哲也さんにとっての「謎」とは・・・?

  先に挙げた「謎」を含む、小説の娯楽部分。これは料理でいうと「味」や「口当たり」に相当します。料理人は、お客さんに「美味しかった」と思ってもらいたい。そしてできることなら、またお店に足を運んでもらいたい。同じように小説家は、読者に「面白かった」と思ってもらいたい。そして次の作品も読んでもらいたい。常に、そう願っています。

雑誌「新刊ニュース 2008年2月」掲載・エッセイ「心にも栄養を」より抜粋
続きは本誌で・・・
ほんだ・てつや
1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。2002年『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。03年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。次世代のエンターテインメント作家として、多くの注目を集めている。   ⇒著作一覧へ

■雑誌「新刊ニュース 2008年2月号」より
薬丸 岳さん  
デビュー作『天使のナイフ』が、選考委員の満場一致で江戸川乱歩賞を受賞。二重三重の仕掛けを施し、少年法など扱いにくいテーマを描ききった構成力は定評があります。
筆者の作品
『天使のナイフ』

著者の手書きコメントを見る
『闇の底』

著者の手書きコメントを見る
薬丸岳さんにとっての「謎」とは・・・?

 …そんなさまざまな謎の中から、僕が作品を書くときに一番重要に思っているのは、どうしてこんな犯罪を犯してしまったのかという動機です。僕にとっては、人間の心というものが最大の謎なのです。

雑誌「新刊ニュース 2008年2月」掲載・エッセイ「怒りというエネルギー」より抜粋
続きは本誌で・・・
やくまる・がく
1969年兵庫県生まれ。駒澤大学高等学校卒業。2005年、初めて執筆した小説『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受賞。同作は大いに話題を呼び、ベストセラーとなった。   ⇒著作一覧へ

プライバシーポリシーについて

 本のこだわり検索へ
Copyright©2000 TOHAN CORPORATION