作家 天童荒太 |
1960年愛媛県生まれ。明 治大学文学部演劇学科卒業。映画の原作や脚本などを手がけた後、本格的に小説執筆を開始。1999年に発表した『永遠の仔』(幻冬舎)が130万部を超えるベストセラーとなる。同作で2000年、第53回日本推理作家協会賞を受賞。2009年、7年を費した長編小説『悼む人』によって第140回直木賞を受賞。
〈主な作品〉『孤独の歌声』(新潮文庫)、『家族狩り オリジナル版』(新潮社)※2004年に増補改訂版発売、『永遠の仔』(幻冬舎)、『あふれた愛』(集英社文庫)、『包帯クラブ』(ちくまプリマー新書)、『悼む人』(文藝春秋)ほか。 |
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編集者 松田哲夫 |
1947年東京都生まれ。東京都立大学 人文学部中退。筑摩書房顧問。1970年筑摩書房入社、以後編集者として活躍。41万部のベストセラーとなった赤瀬川原平著『老人力』や、天童荒太著『包帯クラブ』など数多くの作品を手掛ける。TBS系テレビ「王様のブランチ」本コーナーのコメンテーター、路上観察学会事務局長など活動は多岐にわたる。2009年1月号より本誌にて「哲っちゃんの今月の太鼓本!」を担当。
〈主な作品〉
『「本」に恋して』(新潮社)、『印刷に恋して』(晶文社)、『編集狂時代』(本の雑誌社)ほか。 |
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