国立歴史民俗博物館教授 常光徹 |
1948年高知県生まれ。民俗学者。 国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。73年國學院大學卒業後、91年まで東京都の公立中学校教員を勤める。90年、教え子に聞いた怪談を基に『学校の怪談』(講談社)を発表。同作はベストセラーとなってシリーズ化され、同シリーズを原作とした映画が4作品作られるなどの社会現象を巻き起こした。96年より子供向け怪談シリーズ「怪談レストラン」(童心社)を著者の1人として執筆。同作は2009年にアニメ化され、今年8月21日より実写とアニメを融合した映画が公開される。現在、日本民俗学会、日本口承文芸学会等の会員。著書に『しぐさの民俗学 呪術的世界と心性』(ミネルヴァ書房)、『口承文芸の研究1
学校の怪談』『口承文芸の研究2 伝説と俗信の世界』(角川ソフィア文庫)など多数。 |
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作家 平山夢明 |
1961年神奈川県川崎市生まれ。 学生時代はホラー映画の自主制作に熱中。自動販売機の営業、コンビニ店長、ライター、映画・ビデオの企画・製作と様々な職歴を経て作家となる。94年にノンフィクション『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を発表して注目を集め、96年に『SINKER―沈むもの』で小説家としてデビュー。「実話怪談「超」怖い話」、「東京伝説」、「怖い本」、「怖い人」など、怪談各シリーズで活躍するかたわら、小説も多数執筆。06年短編小説「独白するユニバーサル横メルカトル」により、日本推理作家協会賞短編部門を受賞し、同タイトルを冠した短編集(光文社文庫)が『このミステリーがすごい!』2007年版国内部門1位となる。10年『ダイナー』(ポプラ社)で第31回吉川英治文学新人賞最終候補、同作にて第28回日本冒険小説協会大賞を受賞。 |
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