作家 三浦しをん |
1976年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。 2000年に書下ろし長篇小説『格闘する者に○』でデビュー。05年『私が語りはじめた彼は』で第18回山本周五郎賞候補、06年『まほろ駅前多田便利軒』で第135回直木賞受賞。他の作品に小説『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『神去なあなあ日常』『まほろ駅前番外地』『天国旅行』『木暮荘物語』など。エッセイに『悶絶スパイラル』『あやつられ文楽鑑賞』『ふむふむ おしえて、お仕事!』『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ 進めマイワイン道!』(岡元麻理恵氏との共著)など多数。2008年より太宰治賞の選考委員を務める。2011年9月、光文社より辞書編集部を舞台にした小説『舟を編む』を上梓。 |
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編集者 松田哲夫 |
1947年東京都生まれ。 70年筑摩書房入社後、編集者として活躍。赤瀬川原平『老人力』、天童荒太『包帯クラブ』などのベストセラーを手がける。TBS系テレビ番組「王様のブランチ」本コーナーにコメンテーターとして13年出演したことでも有名。2010年6月に筑摩書房を退社し、フリーランスになる。大正大学客員教授、『新刊ニュース』書評連載「哲っちゃんの今月の太鼓本!」、NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」私のおすすめブックスコーナーなど、編集者、書評家、ブックコメンテーターとして幅広く活躍中。著書に『「王様のブランチ」のブックガイド200』(小学館101新書)などがある。編集を担当した『中学生までに読んでおきたい日本文学』全10巻(あすなろ書房)が版を重ねている。 |
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