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前作『今日の必ずトクする一言 パソコン・携帯電話・インターネット編』が大好評!
第2弾は、『今日のトクする一言 メカニクス・エレクトロニクス編』。
地球環境にやさしい、B級テクノロジーを追求!
今日の必ずトクする一言
技系日誌 メカニクス・エレクトロニクス編

山本智矢/著
出版社名/CQ出版
本体価格/1,800円
ボタン
本書は、地球にやさしくない物欲を、
地球にやさしい知的満足に、
昇華させることを目指しています。
 現代の技術進歩はめざましく、同様にハイテク製品の陳腐化もまた激しいものがあります。以前は高価で入手がむずかしかった製品が、今では夢も希望もない低価格で流通しています。製品寿命も極めて短く、製造に要したリソースを回収することもなく廃棄されていきます。そして技術と情報の洪水の後には、主体性を失ったユーザーと、廃棄物の山が残るだけです。
 最近の米国は圧倒的な技術力で世界を席巻しようとしています。かつて恐竜のように道路を支配した自動車が小型化した代わりに、巨大な放熱器を擁する大電力CPUと肥大化したソフトウェアを家庭に押し込み、ユーザーの時空間リソースを搾取しています。もし同じ論理が世界中に敷衍されたら、地球のリソースなどひとたまりもありません。

 これに対し『今日の必ずトクする一言』は、ユーザーが技術武装し、自らスキルを磨くお手伝いをします。そして地球にやさしくない物欲を、地球にやさしい知的満足に昇華させることを目指します。技術立国しか選ぶ道のない日本は、リソースの浪費ではなく、地球にやさしい技術とスキルで利潤をあげるしか解法がないのです。
 そのためには、たとえば家庭や職場では絶えず無駄なエネルギーと戦わなければいけません。オーディオでは地球にやさしくない神話と戦わなければいけないでしょう。ときにはブラックボックス化された商品全般について、そのしくみを知る必要が出てくることもあるでしょう。時計などの小さな機械にも愛情をもって接する必要があります。
〜「まえがき」より
■すぐ壊れる電脳一眼レフ ■腕時計のメカ解明 ■石油ファンヒーター大研究 ■冷えないカーエアコン・・・などなど、身の回りの工業製品を消費者の視点から徹底研究!
■May 12 1997
ワイドテレビのナゾ
 巷にはワイドテレビというのがある。これが変な代物であることはご存知であろう。基本的には画面の上下を切って、残りを横に伸ばすだけだから、情報量は普通のテレビより少ないのである。つまりわざわざ高いお金を払って画像をロスしているわけだ。
 ここで発想の転換も良いかもしれない。普通のテレビより情報量の増えた本当のワイドテレビをロハで作る方法がある。通常見えないところまで見えるようにするわけだ。ただしテレビセット内は高電圧がかかっており感電死の恐れがあるので、素人は手を出さないで欲しい。そのため敢えて細部は説明しない。
 テレビのNTSC規格では走査線は525本だが、同期や帰線の都合があって実質約500本であり、さらに枠に隠れていて実際には450本ほどしか写らない(オーバースキャン)。これを全て見せれば10%情報量が増えることになる。
 方法は明らかで、垂直出力を少し絞れば良い。画面の上のほうに同期信号が見えるかどうか、という程度に設定する。
 しかしこれでは上下に詰まった画像になってしまい、インチキなワイドテレビとおんなじである。従って水平出力も絞らなければいけない。水平方向は可変抵抗器ではなくコイルのコアを追い込む必要がある(最近のセットにはコアでなく可変抵抗器の物もある)。
 そうしてみると、画面の印象がずいぶん違ってくる。情報量にして1.1×1.1=1.21と約20%アップである。まず思わぬ余計な物が写る。例えばニュースではテーブルの下の人の足が余計に見えたり、電線類が見えたりする。文字のテロップもずいぶん内側に見える。
コメント:さすがに情報をロスして画面が歪むワイドテレビは不人気で、テレビ不況を悪化させてしまった。巷ではBSデジタルを後釜に据えているが出足は悪いそうである。

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