第168回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作をご紹介します(作者五十音順・敬称略)。
選考会は1月19日に、都内で開催されます。
安堂ホセ(あんどう ほせ)『ジャクソンひとり』
井戸川射子(いどがわ いこ) 『この世の喜びよ』
グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』(群像 2022年11月号)
佐藤厚志(さとう あつし)『荒地の家族』(新潮 2022年12月号)
鈴木涼美(すずき すずみ)『グレイスレス』
一穂ミチ(いちほ みち)『光のとこにいてね』(文藝春秋)
小川哲(おがわ さとし)『地図と拳(こぶし)』(集英社)
雫井脩介(しずくい しゅうすけ)『クロコダイル・ティアーズ』(文藝春秋)
千早茜(ちはや あかね)『しろがねの葉』(新潮社)
凪良ゆう(なぎら ゆう)『汝(なんじ)、星のごとく』 (講談社)
〜人文・社会部門〜
瀧井一博/著
旧君を裏切り、親友を見捨てた「冷酷なリアリスト」という、これまでの評価は正当なのか?富国強兵と殖産興業に突き進んだ強権的な指導者像の裏側には、人の才を見出して繋ぎ、地方からの国づくりを目指した、もう一つの素顔が隠されていた。膨大な史資料を読み解き、「知の政治家」としての新たなイメージを浮かび上がらせる、大久保論の決定版。
〜自然科学部門〜
古川安/著
津田梅子は優れた生物学研究者だった!帰国後なぜ生物学者への道を歩まなかったのか、歩めなかったのか。科学とジェンダーという切り口で描く新しい梅子像。
〜特別賞〜
第167回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作をご紹介します(作者五十音順・敬称略)。
選考会は7月20日(水) 午後4時から、都内で開催されます。
小砂川チト(こさがわ ちと)『家庭用安心坑夫』(群像6月号)
鈴木涼美(すずき すずみ) 『ギフテッド』(文學界6月号)
高瀬隼子(たかせ じゅんこ)『おいしいごはんが食べられますように』(群像1月号)
年森瑛(としもり あきら)『N/A(エヌエー)』(文學界5月号)
山下紘加(やました ひろか)『あくてえ』
〜大賞〜
逢坂冬馬/著
1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。
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