受賞作情報

2024年本屋大賞2024.4.10

〜大賞〜

成瀬は天下を取りにいく
<新潮社>

宮島未奈/著

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」中2の夏休み、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した―。新潮社主催新人賞で史上初の三冠に輝いた、圧巻のデビュー作!

第170回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 受賞作決定!2024.1.17

■第170回芥川龍之介賞

東京都同情塔
<新潮社>

九段理江/著

日本人の欺瞞をユーモラスに描いた現代版「バベルの塔」。ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。

■第170回直木三十五賞

ともぐい
<新潮社>

河崎秋子/著

己は人間のなりをした何ものか−−人と獣の理屈なき命の応酬の果てには。明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河崎流動物文学の最高到達点!!

八月の御所グラウンド
<文藝春秋>

万城目学/著

京都が生んだ、やさしい奇跡。ホルモー・シリーズ以来16年ぶり京都×青春感動作女子全国高校駅伝−−都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。謎の草野球大会−−借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたはひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは−−。今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。

第40回織田作之助賞 受賞作決定!2023.12.25

それは誠
<文藝春秋>

乗代雄介/著

生き別れになった、大好きな「おじさん」に、もう一度会いたい。高校生たちの一日限りの冒険。第169回芥川賞候補作。

第170回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作品決定!2023.12.14

第170回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作をご紹介します(敬称略・著者50音順)。
選考会は来年1月17日に、都内で開催されます。

■第170回芥川龍之介賞 候補作(出版社/掲載誌)

安堂ホセ(あんどう ほせ)『迷彩色の男』(河出書房新社)

九段理江(くだん りえ)『東京都同情塔』(新潮社)

川野芽生(かわの めぐみ)『Blue』(集英社)

小砂川チト(こさがわ ちと)『猿の戴冠式』(講談社)

三木三奈(みき みな)『アイスネルワイゼン』(文藝春秋/文學界 2023年10月号)

■第170回直木三十五賞 候補作(出版社)

加藤シゲアキ(かとう しげあき)『なれのはて』(講談社)

河崎秋子(かわさき あきこ)『ともぐい』(新潮社)

嶋津輝(しまづ てる)『襷がけの二人』(文藝春秋)

万城目学(まきめ まなぶ)『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)

宮内悠介(みやうち ゆうすけ)『ラウリ・クースクを探して』(朝日新聞出版)

村木嵐(むらき らん)『まいまいつぶろ』(幻冬舎)

第77回毎日出版文化賞2023.11.6

〜文学・芸術部門〜

太陽諸島
<講談社>

多和田葉子/著

言葉で結びついた仲間たちの、時空を超えた出会いと冒険を描く、多和田葉子の新たな代表作。『地球にちりばめられて』『星に仄めかされて』に続くサーガ、ついに完結!

〜人文・社会部門〜

ラジオと戦争 放送人たちの「報国」
<NHK出版>

大森淳郎・NHK放送文化研究所/著

最先端のメディアとして颯爽と登場したラジオ。その担い手である「放送人」たちが先の戦争に直面して感じた矜持や高揚、煩悶や諦念とは。戦時におけるメディアの功罪を、「仕方がなかった史観」を乗り越えて問う。膨大な資料渉猟と長期にわたる取材から捉え直した、渾身のノンフィクション!

〜自然科学部門〜

まちがえる脳
<岩波新書>

桜井芳雄/著

人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。

〜企画部門〜

昭和天皇拝謁記 初代宮内庁長官田島道治の記録全7巻
<岩波書店>

古川隆久他/編集

天皇の戦争責任や退位問題にかかわり長官在任中に作成した関連文書、田島宛書簡、さらに退任後の日記を選りすぐって収録し、「拝謁記」人名索引を付す。象徴天皇制のありようを模索し奔走する長官としての姿に加え、退任後は皇太子妃選考に大きな役割を果たすなど、晩年も皇室の行く末を案じ続けた田島の生涯が浮かび上がる。

〜特別賞〜

杉浦康平と写植の時代 光学技術と日本語のデザイン
<慶応義塾大学出版会>

阿部卓也/著

戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、杉浦康平。彼は写植という新たな技術といかに向きあい、日本語のデザインといかに格闘したのか。杉浦康平が日本語のレイアウトやブックデザインに与えた決定的な影響を明らかにする。

第10回 料理レシピ本大賞 受賞作決定!2023.9.13

〜大賞〜

やる気1%ごはん
<KADOKAWA>

まるみキッチン/著

本書は、料理が苦手、疲れてごはんづくりどころではない、でも美味しいものは食べたいといった人の願望を叶えるレシピ本を目指しました。800品超ある手持ちのレシピの中から厳選、さらに新作レシピを150品収録。バラエティに富んだ500品を収録しました。

〜準大賞〜

JA全農広報部さんにきいた世界一おいしい野菜の食べ方
<KADOKAWA>

JA全農広報部/監修

旬の野菜の見分け方から一押しレシピ、調理・保存法まで。ちょっとした工夫で素材の魅力をぐんと引き出す、野菜のティップスが満載!

第169回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 受賞作決定!2023.7.19

■第169回芥川龍之介賞

ハンチバック
<文藝春秋>

市川沙央/著

井沢釈華(しゃか)の背骨は、右肺を押しつぶす形で極度に湾曲している。両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、某有名私大の通信課程に通い、しがないこたつ記事を書いては収入の全額を寄付し、18禁TL小説を投稿し、零細アカウントでツイートするーー。

■第169回直木三十五賞

極楽征夷大将軍
<文藝春秋>

垣根涼介/著

やる気なし使命感なし執着なしなぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?謎に包まれた室町幕府初代将軍、足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。

木挽町のあだ討ち
<新潮社>

永井紗耶子/著

芝居小屋の立つ木挽町の裏通りで、美少年菊之助は父親を殺めた下男を斬り、みごとに仇討ちを成し遂げた。二年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと、木挽町を訪れる。芝居者たちの話から炙り出される、秘められた真相とは…。

第169回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作品決定!2023.6.16

第169回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作をご紹介します(作者五十音順・敬称略)。
選考会は7月19日に、都内で開催されます。

■第169回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)

石田夏穂(いしだ かほ)『我が手の太陽』(講談社)

市川沙央(いちかわ さおう)『ハンチバック』(文藝春秋)

児玉雨子(こだま あめこ)『##NAME##』(文芸 2023年5月号)

千葉雅也(ちば まさや)『エレクトリック』(新潮社)

乗代雄介(のりしろ ゆうすけ)『それは誠』(文藝春秋)

■第169回直木三十五賞 候補作(出版社)

冲方丁(うぶかた とう)『骨灰』(KADOKAWA)

垣根涼介(かきね りょうすけ)『極楽征夷大将軍』(文藝春秋)

高野和明(たかの かずあき)『踏切の幽霊』(文藝春秋)

月村了衛(つきむら りょうえ)『香港警察東京分室』(小学館)

永井紗耶子(ながい さやこ)『木挽町のあだ討ち』(新潮社)

主な文学賞

小説

ミステリー・SF

児童・絵本

コミック

ノンフィクション

ご当地型

ジャンル特化型