受賞作情報

第164回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 受賞作決定!2021.1.20

■第164回芥川龍之介賞

推し、燃ゆ
<河出書房新社>

宇佐美りん/著

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。21歳、圧巻の第二作。

■第164回直木三十五賞

心淋(うらさび)し川
<集英社>

西條奈加/著

不美人な妾ばかりを囲う六兵衛。その一人、先行きに不安を覚えていたりきは、六兵衛が持ち込んだ張形に、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして…(「閨仏」)。飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな女の子の唄を耳にする。それは、かつて手酷く捨てた女が口にしていた珍しい唄だった。もしや己の子ではと声をかけるが―(「はじめましょ」)他、全六編。生きる喜びと哀しみが織りなす、渾身の時代小説。

第164回 芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作品決定!2020.12.18

第164回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作をご紹介します(作者五十音順・敬称略)。
選考会は来年1月20日午後3時から、東京・築地「新喜楽」で開催されます。

■第164回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)

宇佐美りん『推し、燃ゆ』(文藝秋季号)

尾崎世界観『母影』(新潮十二月号)

木崎みつ子『コンジュジ』(すばる十一月号)

砂川文次『小隊』(文學界九月号)

乗代雄介『旅する練習』 (群像十二月号)

■第164回直木三十五賞 候補作(出版社)

芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋)

伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)

加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)

西條奈加『心淋し川』(集英社)

坂上泉『インビジブル』 (文藝春秋)

長浦京『アンダードッグス』 (KADOKAWA)

本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞2020.11.10

エンド・オブ・ライフ
<集英社インターナショナル>

佐々涼子/著

200名の患者を看取ってきた友人の看護師が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、死への向き合い方は意外なものだった。最期の日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気と、それを献身的に看病する父の話を交え、7年間にわたる在宅での終末医療の現場を活写する。読むものに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクション。

第74回毎日出版文化賞2020.11.4

〜文学・芸術部門〜

<うた>起源考
<青土社>

藤井貞和/著

なぜ人は「うた」を詠むのか。そもそも「うた」とは何なのか。神話や伝承、祝詞、『万葉集』や『源氏物語』などの古典、さらにはアイヌや琉球のうたうた、漢詩、俳句、そして現代短歌まで。詩人としても第一線で活躍しつづける著者が、これまでの考究の集大成としてあらわした畢生の書。ついになる!

〜人文・社会部門〜

追いついた近代 消えた近代
<岩波書店>

苅谷剛彦/著

西欧に追いつき、追い越す――。明治以降の近代化と敗戦を経て、1980年代に「追いつき型近代」を達成した日本は、どのような自己像をもち、社会の変化に対応しようとしてきたのか。本書では教育政策を過去と未来をつなぐ結節点ととらえ、政策文書や知識人・研究者の言説を繙き、現在につづく問題群の原点を抉り出す。著者渡欧以降10年来の力を注いだ意欲作。

〜自然科学部門〜

洪水と水害をとらえなおす
<農文協プロダクション>

大熊孝/著

日本人の伝統的な自然観に迫りつつ、今日頻発する水害の実態と今後の治水のあり方について論じ、ローカルな自然に根ざした自然観の再生と川との共生を展望する。大熊河川工学集大成の書。

〜企画部門〜

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
<河出書房新社>

編・池澤夏樹

古典から現代まで網羅する新しい日本文学全集、誕生!
作家・詩人の池澤夏樹が“世界文学の中の日本文学”と位置付け、「『日本人とは何か?』『私は誰か?』を問う素材としての文学」という視点から作品を選び抜き、古典から現代まで全30巻にわたって厳選。時代の変革期である今こそ読みたい作品。

〜特別賞〜

ものがたり西洋音楽史
<岩波書店>

近藤譲/著

神への祈りの言葉から始まった、中世の教会音楽。多声音楽が花開いた、ルネサンス期。オペラが誕生し、器楽が興隆した、バロック時代。そして「芸術としての音楽」が追究された、古典派、ロマン派、モダニズム。時代を代表する作曲家と作品、演奏法や作曲法、音楽についての考え方の変遷をたどり、西洋音楽史を俯瞰する。

ものがたり日本音楽史
<岩波書店>

徳丸吉彦/著

はるか縄文の昔から、日本にはさまざまな音楽が育まれてきました。素朴な鈴や石の笛に始まり、仏教音楽の伝来、雅楽・能楽・歌舞伎・文楽の誕生と変化、文明開化による西洋音楽の導入、そして現代邦楽―。政治や宗教とも深く結びついた音楽の歴史をたどれば、日本の歴史の流れも見えてきます。コンパクトな決定版!

ビジネス書大賞20202020.10.19

〜大賞〜

FACTFULNESS
<日経BP社>

ハンス・ロスリング/著 オーラ・ロスリング/著 アンナ・ロスリング・ロンランド/著 上杉周作/訳 関

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。 世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

〜特別賞〜

両利きの経営
<東洋経済新報社>

チャールズ・A・オライリー/著 マイケル・L・タッシュマン/著 入山章栄/監訳・解説者 渡部典子/訳

かつて世界最大手の写真用品メーカーだったコダックに代表されるように、技術革新や破壊的イノベーションに対応できずに衰退、破綻に至った大企業は少なくない。その一方で、富士フイルムのように新規事業や多角化に成功した成熟企業もある。その違いはどこにあるのか。

シン・ニホン
<ニューズピックス>

安宅和人/著

2010年に名著『イシューからはじめよ』を執筆し、2016年にTEDxTokyoで日本の未来を「シン・ニホン」というコンセプトを鮮やかに示した安宅和人氏、2冊目の単著。日本の代表的知性が説く、日本逆転の一手とは。AI×データがもたらす時代の変化の本質、個人、そして日本社会がどう備えるべきかを解く希望の書。

現代経済学の直観的方法
<講談社>

長沼伸一郎/著

格差や環境問題など、常に「成長」を是とする資本主義経済の歪みや限界がしばしば指摘される。では、現代資本主義のどこに問題があり、それをどう解決すれば持続可能な社会を作っていけるのだろうか? それを考えるためには、世界を動かしている現代経済の「本質」を理解しなければならない。

哲学と宗教全史
<ダイヤモンド社>

出口治明/著

脳研究者で東京大学教授の池谷裕二氏絶賛、宮部みゆき氏推薦、某有名書店員さんが激賞する『哲学と宗教全史』。世界1200都市を訪れ、1万冊超を読破した現代の知の巨人・出口治明APU(立命館アジア太平洋大学)学長が、古代ギリシャから現代まで、100点以上の哲学者・宗教家の肖像を用いて初めて体系的に語る、空前絶後の教養書。

料理本レシピ大賞2020.9.10

〜料理部門〜

リュウジ式悪魔のレシピ
<ライツ社>

リュウジ/著

1.悪魔的にウマいのに ひと口で「人間をダメにするくらい」美味しい。2.最短、最速で作れる 工程をどれだけ省けるか。特別な調味料を使わずに作れるか。3.しかも、掲載メニューの半数は低糖質レシピ 116品中58品。悪魔のレシピは単なるデブメシじゃない。

〜お菓子部門〜

魔法のてぬきおやつ
<ワニブックス>

てぬキッチン/著

YouTubeチャンネル登録者数24万人超!話題のてぬき料理研究家、待望の初著書!「材料2つのアイス」「焼き時間3分のクッキー」「混ぜてチンするだけのケーキ」etc.再生回数100万回超のレシピなど、人気のレシピだけを厳選し、手抜きなのに、めちゃ美味しい73品のおやつをご紹介。

主な文学賞

小説

ミステリー・SF

児童・絵本

コミック

ノンフィクション

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ジャンル特化型